ユダヤの教え

【ユダヤの教え】借金は7年たったらチャラ?追加融資も一緒に消える?

今回は、
【ユダヤの教え】借金は7年たったらチャラ?追加融資も一緒に消える?
についてお伝えしていきます。

ユダヤ人は大富豪が多いことを
誰もが聞いたことあるのではないでしょうか?

その理由には、
「タルムード」が深くかかわっているといわれています。

タルムードについては
こちらで記事にしています。

今回はタルムードではなく
ヘブライ聖書に書かれている
ユダヤのお金にまつわるお話です。

ユダヤでは
お金の貸し借りに7年と言う区切りがある!?

日本とユダヤのお金についての
考え方の違いが気づきになります。

それでは、いってみましょう!

借金は7年たったらチャラ?

ヘブライ聖書には、
「7年をこえて、貸したお金を請求してはいけない」

と言う記述があります。

タイトルにある通り、

借金は7年たったらチャラにせよ!

と言っているのです。

追加融資も一緒に消える?

そして、
貸した5年後に追加で貸したお金も
そこから2年たった時点でチャラにせよといっています。

2年前に貸したお金も、
初回から貸した7年という期間でで一緒に消えるということです。

そうすると、
わたしたちの感覚だと6年11か月の時点で
貸してほしいと言われた場合は貸しませんよね

しかし、

ヘブライ聖書では、
たとえ7年目が近づいても貸し渋ってはいけない!
と教えています。

わたしたち日本人の感覚だと、
貸した方が悪いから泣き寝入りとか
たかれば生きて行けるじゃんとか
そんな風に思いませんか?

その通りです。

ヘブライ聖書では、
それが当然で金持ちの義務だと言っているのです。

いわゆるこうです。

貧乏人はいつの世にも絶えないもので
金持ちは常にその人々に貸し与えなければいけない。
神である私がそう命令する!

と言っている訳です。

そんなん、
必死に稼いできたのに殺生な~

と思われる方もいると思いますが、

その代わりに、
神である私がそうした金持ちを祝福する!

そう言っているんですね

だったらしゃあないか・・・

と日本人は絶対にならない・・・

日本の現状

現状の日本は、
まったくもって真逆です。

さてさて、
ここからがおもしろいところなので
最後まで読み進めてくださいね^^

日本の場合、

お金はあるところに集中しませんか?

貧しい人々に貸し与えられることはありませんよね

そして、

銀行は庶民からの貯金でお金を集めているのに
大企業などお金のある所にしか貸しません。

ところが庶民には、
不動産の担保などとなにかがないと貸しませんよね

ユダヤでは、
金持ちは家(不動産)などがない人にこそ
貸しましょうと言っています。

ユダヤは、
前述のとおり7年で追加可貸し分すべてが時効消滅ですが

日本の場合、
逆に時効消滅を避けるために追加融資をして
前の借金分を新規融資に借り換えをさせているのです。

まさに、
負の連鎖です。

終わることのない利息返済地獄で
完済するか?死ぬまで払い続けるのかです。

日本は景気が悪くなると、
その借金苦で自殺者が増える訳ですね

ユダヤは、
同じ国民が犠牲になり金持ちが金利収入で富を得る
こうした事実を絶対に許さないということは
日本のようになることをわかっているからチャラにする訳です。

お金を恵むのなら全員に渡す

ユダヤの教えは、

「お金をめぐむのなら全員に渡せ」

これは何を意味するのか?

もらった人が惨めな気持ちにならないようにしよう
ということです。

仮に一人の人に渡すなら
「貸す」と言う形をとりなさいといっています。

なぜなら、
貸し借りは「対等」だからと言っています。

借りたほうも惨めな気持ちにならないということです。

借りた人を惨めに扱ってはいけない

ユダヤの格言とも言われる内容なのですが

「尊厳を傷つけない貸し方をせよ」

困っている人にお金を恵んであげた人は

「善いことをした」と気分がよく

恵んでもらった人は、
「ありがたい!」と同時に惨めになることもある

ユダヤは、
決して人を惨めな思いにさせてはいけない

「施しは隠れて行いなさい」

と言っています。

ユダヤは徹底的に弱者の側に立つ

お金の貸し借りについて
ヘブライ聖書では細かいルールが記載されています。

  • 借主の家に担保を取りに行ってはならない
  • 借主の家に立ち入ってはならない
  • 借主の着物、寝具、身の回りの品は夕方には返却する
  • 夫を亡くした女性の衣類は担保にとってはいけない

見ての通り、
あくまで弱者の側に立った考え方なのです。

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これには、
非常に感慨深いものがありますよね

日本は明治の時代から庶民からお金を集め
大企業に注ぎ込むという産業金融システムであったおかげで
日本が産業が成長してきた理由なのかもしれません。

ユダヤは庶民金融で日本は産業金融といっても
過言ではないですね

まとめ

今回は、
【ユダヤの教え】借金は7年たったらチャラ?追加融資も一緒に消える?
について話してきました。

いかがだったでしょうか?

それでは、まとめていきます。

【ユダヤのお金の貸し借りの考え方】

  • 7年をこえて、貸したお金を請求してはいけない
  • 2年前に貸したお金も、初回から7年でチャラ
  • お金をめぐむのなら全員に渡せ
  • 尊厳を傷つけない貸し方をせよ

【ユダヤのお金のルール】

  • 借主の家に担保を取りに行ってはならない
  • 借主の家に立ち入ってはならない
  • 借主の着物、寝具、身の回りの品は夕方には返却する
  • 夫を亡くした女性の衣類は担保にとってはいけない

わたしたち日本人も、
もっと早くに知っていたら?
違った人生になっていたかもしれません。

次世代に生きる子供たちに
伝えていきたいですね

ということで、
今回は以上になります。

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