ユダヤの教え

【ユダヤの教え】10個のクッキーの与え方から学ぶ?小さな我慢

今回は、
【ユダヤの教え】10個のクッキーの与え方から学ぶ?小さな我慢
についてお伝えしていきます。

ユダヤ人は大富豪が多いことを
誰もが聞いたことあるのではないでしょうか?

その理由には、
「タルムード」が深くかかわっているといわれています。

タルムードについては
こちらで記事にしています。

今回はタルムードの一説ではなく
ユダヤの子育て教育についてのお話です。

ユダヤには、
10個のクッキーの与え方がある!?

それでは、いってみましょう!

10個のクッキーの与え方

ユダヤでは、
子供たちに10個のクッキーを与えるときの
与え方のルールがあるそうです。

まず最初の日に、1個

次の日に、2個

3日目に、3個

最後の日に、4個

こうすることで、
子供は楽しみで期待を胸に膨らませていくようになります。

そして別の機会には、
最初に10個すべてを与えます。

さらに別の機会には、
最初に4個、2日目に3個、3日目に2個、最後に1個と与えます。

こうして複数の与え方を示した上で、

「最初に良いことがあるのと、最後にあるのどちがいい?」

と尋ねると子供は

「後から良いことがあったほうがいい」

と答えるようになります。

小さな我慢【小さな苦労を教える】

人生はいい時ばかりではないという教えです。

この教えは、
母親に対して伝え続けられている子供への接し方です。

「人生は良い時ばかりではなく苦労のほうが多い」

そして、

「若い時の方が苦労が多い」

という教育をしていくようです。

日本の子供は、
たいてい何不自由なく暮らしています。

親からスマホやゲーム機を与えられ
冷暖房の効いた自分の部屋がある子供が多いですよね

ユダヤでは、
これは親か祖父の財力で
子や孫の代になったらどうなるかわからない・・・

他者の財力が切れた時にどうするの?という考え方です。

もちろん、
ユダヤでは子供がスマホを持つ例はなく
それに不満を持つ子供もいません。

後から良いことがあるほうが嬉しい

前述にふれた10個のクッキーにあった、
後から良いことがあったほうがいいですが

ユダヤでは、
最初から苦労なく与えられるより
耐えて耐え忍んだその後に良いことがあったほうが
喜びが大きいという教育が行われます。

これは、
具体的実践による行動で示すことにより
後から良いことがあったほうが嬉しいと
子供たちは自然に納得感を持つようになります。

さらに人生には、

  • 不幸なこと
  • 辛いこと
  • 耐えること

ここから始まるほうが良いと教わる訳です。

与えるのではなく

「小さな我慢」

を体験させることが生きる力を育てるという訳です。

まとめ

今回は、
【ユダヤの教え】10個のクッキーの与え方から学ぶ?小さな我慢
について話してきました。

いかがだったでしょうか?

それでは、まとめていきます。

10個のクッキーの与え方から学ぶ

  • 複数の与え方をする
  • 人生はいい時ばかりではない
  • 若い時の方が苦労多い
  • 後から良いことがあったほうが嬉しい
  • 小さな我慢を教える

わたしたち日本人も、
もっと早くに知っていたら?
違った人生になっていたかもしれません。

次世代に生きる子供たちに
伝えていきたいですね

ということで、
今回は以上になります。

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